資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (513 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2 回目の接種時刻は不明であった。
COVID ワクチンの初回接種前の 4 週間以内にその他のワクチン接種はな
かった。
併用薬はなかった。他の病歴は無かった。家族歴はなかった(報告の
とおり)。
2021/12/24、急性散在性脳脊髄炎の疑いを認め、ステロイドパルスで
治療した。
事象により 35 日間入院した(報告のとおり)。
2022/02/10 頃、事象の転帰は、回復したが後遺症ありであった。
報告医師は、事象を重篤(入院)と分類し、事象と BNT162b2 との因果
関係は評価不能と判断した。
2021/12/24、両下肢しびれ発症、排尿障害あり。
2021/12/29、尿閉でドレナージ受けた。
2022/01/04、歩行困難、下肢筋力低下あり、脊髄 MRI で Th5-8 付近の
中心優位の異常信号を認めた。
2022/01/07、ステロイドパルスを開始した。2022/01/16 まで 10 日間施
行した。以後歩行障害改善傾向となった。
2 月上旬には概ね歩行可能になった。排尿障害残存し自己導尿中。
2022/06 時点で改善した。
抗 MOG 抗体、抗 AQP4抗体、GFAP 抗体は陰性、視神経炎なし、オリゴ
クローナルバンド陰性であった。
NMOSD が最も近いが診断基準満たさず。
513