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資料１－２－３－１ 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について（コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過） (444 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
| 出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和４年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会（合同開催）（10／7）《厚生労働省》 |
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患者は意識清明であった。
体温は摂氏 36.6 度であった。
心拍数は 126/分であった。
血圧は 127/68mmHg、SpO2（酸素飽和度）は 92％（リザーバー10L）で
あった。
採血では CRP（C-反応性蛋白）23mg/dL と著明上昇を示した。
Cre（血中クレアチニン）は 9.30mg/dL であった。
胸部 CT では、両側リングフィールドに crazy paving pattern のすり
ガラス影の多発がみられた。
脳性ナトリウム利尿ペプチド（BNP）は 789 pg / mL、心不全を示唆し
ていた。
トロポニン I は 1002 と上昇も、CK-MB（血中クレアチンホスホキナー
ゼ MB）は正常、12 誘導心電図で ST 上昇はなく、心エコー上左室の収
縮運動自体はある程度保たれた状態を示した。
事象の臨床経過と搬送中の処置の詳細は、酸素投与（リザーバーマス
ク 10L/分）であった。
病院到着日時は、2022/02/19 21:00 であった。到着時の患者の身体所
見は、起坐呼吸、軽度の下腿浮腫であった。
治療の詳細は、マスク型 NIV、その後気管挿管、人工呼吸〜中心静脈カ
テーテル挿入、各種昇圧薬投与。採血、全身ＣＴ、心電図、心エコ
ー、ＣＯＶＩＤ−１９
ＰＣＲ、血液培養の提出を含む検査が実施さ
れた。関連した検査は以下のとおりである：
2022/02/19、ＣＯＶＩＤ−１９
ＰＣＲは陰性であった;
2022/02/19、胸部ＣＴでは、すりガラス影が多発;
2022/02/19、血液培養では、陰性;
2022/02/19、採血では、炎症反応上昇、腎機能障害、凝固障害があっ
444
体温は摂氏 36.6 度であった。
心拍数は 126/分であった。
血圧は 127/68mmHg、SpO2（酸素飽和度）は 92％（リザーバー10L）で
あった。
採血では CRP（C-反応性蛋白）23mg/dL と著明上昇を示した。
Cre（血中クレアチニン）は 9.30mg/dL であった。
胸部 CT では、両側リングフィールドに crazy paving pattern のすり
ガラス影の多発がみられた。
脳性ナトリウム利尿ペプチド（BNP）は 789 pg / mL、心不全を示唆し
ていた。
トロポニン I は 1002 と上昇も、CK-MB（血中クレアチンホスホキナー
ゼ MB）は正常、12 誘導心電図で ST 上昇はなく、心エコー上左室の収
縮運動自体はある程度保たれた状態を示した。
事象の臨床経過と搬送中の処置の詳細は、酸素投与（リザーバーマス
ク 10L/分）であった。
病院到着日時は、2022/02/19 21:00 であった。到着時の患者の身体所
見は、起坐呼吸、軽度の下腿浮腫であった。
治療の詳細は、マスク型 NIV、その後気管挿管、人工呼吸〜中心静脈カ
テーテル挿入、各種昇圧薬投与。採血、全身ＣＴ、心電図、心エコ
ー、ＣＯＶＩＤ−１９
ＰＣＲ、血液培養の提出を含む検査が実施さ
れた。関連した検査は以下のとおりである：
2022/02/19、ＣＯＶＩＤ−１９
ＰＣＲは陰性であった;
2022/02/19、胸部ＣＴでは、すりガラス影が多発;
2022/02/19、血液培養では、陰性;
2022/02/19、採血では、炎症反応上昇、腎機能障害、凝固障害があっ
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