資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (917 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
臨界融合頻度:34、注記:単位:hz、右眼; 37、注記:単位:hz、左
眼;
磁気共鳴画像:異常所見なし; 異常所見なし;
眼科検査:両眼 20/20、注記:右眼で求心性瞳孔反応欠損; 20/20 を維
持、注記:右眼にて視神経乳頭は、広範に蒼白に見えた;
光干渉断層撮影:右眼で視神経乳頭の腫脹が確認された、注記:しか
し、右黄斑で異常所見は認められなかった;
血沈検査:11、注記:単位:mm/h;
視野検査:下方視野欠損を確認した、注記:右眼に I/2 イソプターで
欠損。
虚血性視神経症の結果として治療的な処置はとられなかった。
追跡中、視力は変わらず維持しており、びまん性視神経蒼白だけが残
存していた。
臨床経過:
本症例で、フルオレセイン血管造影術、色覚検査、心臓超音波検査診
断、頸動脈ドップラーおよび専門の血液凝固検査は利用できなかっ
た。
典型的な完全下方視野欠損は見つからず、また、上記の検査は実施さ
れなかったが、患者の病歴と前述の検査に基づいて、NA-AION の診断が
された。
患者は、処置なしでフォローされた。
2 ヵ月の経過観察期間の間に、視神経乳頭腫脹は徐々に改善され、視力
は 20/20 を維持した。しかし、右眼にて視神経乳頭は広範に蒼白に見
えた。
917