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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1180 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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倦怠感(非重篤)、2022/03/30 15:26 発現、転帰「回復したが後遺症
あり」。

「アナフィラキシー」、「意識消失」、「くずれ落ちるように転
倒」、「左側頭部と左肘部を打撲」、「血圧 70/48mmHg」、「頭痛」、
「倦怠感」により、救急治療室への受診を要した。

患者は、以下の検査と処置を受けた:

血圧測定:(2022/03/30)70/48mmHg、備考:ワクチン接種後;心拍
数:(2022/03/30)51、備考:ワクチン接種後;酸素飽和度:
(2022/03/30)99、備考:ワクチン接種の後。

臨床経過:

ワクチン接種前の体温は不詳であった。

患者の家族歴は不詳であった。

ワクチンの予診票での留意点はなかった(基礎疾患、アレルギー、最
近 1 ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、
発育状況など)。

事象の経過は以下の通りであった:

2022/03/30 15:26、新型コロナワクチンの3回目接種後、椅子に座っ
た状態で経過観察していたところ、意識消失して、くずれ落ちるよう
に転倒、左側頭部と左肘部を打撲した。

血圧 70/48mmHg、P 51(報告の通り、脈拍)、SpO2 99 であった。当
院へ救急車で搬送された。

報告医師は、事象を重篤(医学的に重要)と分類し、事象と BNT162b2
との因果関係を評価不能と判断した。

他要因(他の疾患等)の可能性として、迷走神経性反射があった。

事象(アナフィラキシー反応、意識消失、転倒、皮膚擦過傷)の転帰
は報告されなかった。しかし、転帰日は 2022/08/08(報告のとおり)
と報告された。

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