資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (340 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2022/03/15、心拡大(非重篤)発現、転帰「不明」;
2022/03/15、浮腫(非重篤)発現、転帰「不明」;
2022/03/15、胸水(非重篤)発現、転帰「不明」、「右胸水」と記
載;
2022/03/15 10:20、倦怠感(非重篤)発現、転帰「不明」;
2022/03/15 10:20、末梢性浮腫(非重篤)発現、転帰「不明」、「両
下肢浮腫」と記載;
2022/03/18、大動脈解離(死亡、医学的に重要)発現、転帰「死
亡」;
2022/03/18、心タンポナーデ(死亡、医学的に重要)発現、転帰「死
亡」;
事象「心膜炎」、「心不全」、「貧血」、「脳性ナトリウム利尿ペプ
チド増加」、「C-反応性蛋白増加」、「右胸水」、「心拡大」、「倦
怠感」および「両下肢浮腫」は、医師の診察が必要であった。
実施した臨床検査と処置は以下の通り:
アルコール検査:(2022/03/20)、結果不明;剖検:(2022/03/20)1)
2.5cm の内膜亀裂が観察された、注釈:上行大動脈左から後壁に長軸垂
直方向に、動脈中膜の解離を引き起こした。大動脈起始部の背面で外
膜破裂が観察され、上下 1.3cm であった。; (2022/03/20)線維芽に
よる心膜肥厚、注釈:主にマクロファージ、リンパ球の炎症細胞の;
(2022/03/19)、炎症細胞浸潤あり、注釈:心膜と心外膜が認められ
た。同様の所見が大動脈壁にも認められた。炎症による動脈中膜の破
綻が認められた; (2022/03/19)炎症細胞はマクロファージ、T/B 細胞
が主であり、注釈:リンパ球はワクチン関連心筋炎の組織所見に類似
していた;血中クレアチンホスホキナーゼ:(2022/03/15)上昇な
し;血圧測定:(2022/03/18)145/91mmHg;血液検査:
(2022/03/15)貧血、注釈:脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)上昇
および C-反応性蛋白(CRP)上昇が確認された;脳性ナトリウム利尿ペ
プチド:(2022/03/15)上昇;胸部 X 線:(2022/03/15)心拡大およ
び右胸水貯留;(2022/03/18)胸水も改善傾向であった;C-反応性蛋
340