ワクチン接種後からの症状であり、ワクチン接種との因果関係は否定
できないが、少なくとも生検やＭＲＩ検査などでは心筋炎などを疑う
所見は指摘されておらず、ワクチンとの関連ありとするには証拠不十
分と考える。ただし、同様の血栓症などがワクチン接種後などに複数
例見られるような場合にはやはり本例もワクチンの影響であった可能
性は否定できない。

2022/07/22、事象の転帰は回復したが後遺症ありであった（症状：下
肢切断）。

報告医師は事象を重症（2022/06/03 からの入院）と分類し、事象と
BNT162b2 との因果関係は評価不能と判断した。

報告医師のコメントは以下のとおり：

ワクチンとの因果関係はありとするには証拠不十分ではあるが、発症
時期から考えると因果関係は必ずしも否定は出来ないと考える。

追加情報（2022/08/2）：再調査は完了した。これ以上の追加情報は期
待できない。

追加情報（2022/08/16）：本報告は、同一の連絡可能な医師からの自
発追加報告であり、追跡調査書の回答である。

更新された情報はそのまま含まれており以下の通り：報告者；患者；
関連する病歴；臨床検査値；事象「末梢動脈閉塞」（報告事象、発現
日）。

再調査は完了した。これ以上の追加情報は期待できない。

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