資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (787 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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縦隔内に食道裂孔ヘルニアを認めた。下部気管傍にリンパ節石灰化が
見られたが、有意のリンパ節腫大は指摘できなかった。
心拡大および心嚢液貯留は認めなかった。
肝臓の形態に異常は認めなかった。S6 に小さな嚢胞を認めた。
胆嚢内に石灰化結石は指摘できなかった。壁肥厚や総胆管の拡張は認
めなかった。
膵臓に腫瘤性病変は認めなかった。主膵管の拡張も認めなかった。脾
腫も認めなかった。
両腎に嚢胞を認めた。石灰化結石や水腎症は認めなかった。副腎に腫
大や腫瘤性病変は指摘できなかった。
子宮体部に最大約 6mm の石灰化を認めた。左卵巣に嚢胞を認めた。そ
の他、骨盤腔内に明らかな腫瘤性病変は指摘できなかった。
腹水や有意の腹部骨盤部リンパ節腫大は認めなかった。
大動脈弓部、bifurcation 前後にて動脈硬化性変化が目立った。単純
CT 上、大動脈の拡張や解離は認めなかった。
診断/結論
1.多発性脳血管障害、大脳萎縮症。
2.左肺下葉気管支肺炎。
3.両肺底間質性変化、右肺上葉小結節、右肺中葉および左肺舌区陳旧
性炎症性変化、前回の所見と同様。
4.石灰化子宮筋腫、左卵巣嚢腫。
5.食道裂孔ヘルニア、副鼻腔炎、肝嚢胞、両側腎嚢胞。
6.動脈硬化性変化。
心肺停止の原因は、CT 上、不明であった。
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