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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1068 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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報告薬剤師は、事象を重篤(2022/04/19 から 2022/05/13 までの入院)
と分類し、事象は BNT162b2 に関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

報告薬剤師は、以下の通りにコメントした:

COVID-19 ワクチン接種を契機に、1 ヵ月以内の上行性の四肢麻痺上昇
と globe and stocking 型の感覚障害が発生した。発症 1 ヵ月以内(10
日程度)に症状はピークに達した。発症 4 ヵ月程度で症状は改善傾向
にあった。症状が単相性経過で自然軽快していることよりギラン・バ
レー症候群が疑われた。神経伝導検査では、脱髄及び下肢優位の二次
性の軸索障害パターンを認めた。腰髄造影 MRI では、L3-5 神経根・馬
尾で両側対称性の肥厚と造影効果を認めた。以上の情報から、ワクチ
ン接種後のギラン・バレー症候群と診断された。

BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報を依頼中であり、入手した
場合は提出される。

追加情報(2022/08/23):再調査は完了した。これ以上の追加情報は
期待できない。

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