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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (504 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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2022/05/11、受診時に左眼の眼瞼下垂が半分程度改善し、挙上できる
ようになった。また左眼の上下転もわずかにできるようになった。原
因不明の眼球運動障害であることから、コロナワクチンの副作用とし
てフィッシャー症候群を疑った。

2022/06/08、眼瞼下垂はかなり改善したが、左眼の上下転障害はまだ
残存した。

2022/06/22、左眼瞼下垂はほぼ改善。左眼の上下転じる障害もかなり
改善し、複視もほぼ消失した。しかし物体の動きが速いと残像を認め
て、焦点が合うのが遅れるとのことだった。

報告を行ったその他の医療専門家は、事象を非重篤と判断し、事象と
BNT162B2 との因果関係は評価不能と評価した。ワクチン接種からの期
間が長い。他の要因(他の疾患など)の可能性はなかった。

報告者のその他の医療従事者の意見は以下の通り:

2022/06/08、患者はメコバラミン(500)3 錠を 3 回に分けて内服を開始
し、症状は改善傾向を見ている。

以下の臨床症状について該当項目すべて選択:不明。本報告時点まで
の、疾患の極期における Hughes の機能尺度分類の 1 つは、軽微な神経
症候であった。疾患の経過は不明であった。電子生理学的試験は実施
されなかった。髄液検査は実施されなかった。鑑別診断については、
別表に記載された疾患等の他の疾患は除外されている。2022/05/06、
画像検査(磁気共鳴画像(MRI):実施、その他:部位:脳、所見:異
常なし。自己抗体検査は実施されなかった。先行感染はなかった。事
象の転帰はメコバラミン内服を含む治療で回復したが後遺症ありであ
った。

追加情報(2022/06/30):

再調査は完了した。これ以上の追加情報は期待できない。

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