資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (723 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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もともと頸椎症性脊髄症および腰部脊柱管狭窄症があったところへ、
ワクチン接種によるギラン・バレ症候群を合併したものと考えられ
た。
GBS に関する情報は、以下の通りだった:
臨床症状:両側性かつ弛緩性の上肢や下肢の筋力低下(発現日:
2021/06/17);
ベッド上または車椅子に限定(支持があっても 5 メートルの歩行が不
可能)。
疾患の経過:
単相の疾患パターンを有し、筋力低下の発現から最悪の状態までの間
隔が 12 時間から 28 日間であって、その後に臨床的に安定期を迎えた
(報告時点までの内容を元に選択)。
2022/01/05、電気生理学的検査が実施され、該当項目が GBS と一致し
ていた:運動神経伝導速度の低下;遠位潜時の延長;異常な時間的分散;
M 波振幅の低下。
髄液検査は実施されなかった。
別表に記載されている疾患等の他の疾患に該当し、疾患は以下の通り
特定された:頸椎症性脊髄症と腰部脊柱管狭窄症が存在したが、これ
らの疾患では電気生理学的検査の結果が説明できない。
2021/12/22、画像検査(磁気共鳴画像診断(MRI)撮像)が実施さ
れた、(部位):頸椎、腰椎;所見:頸部脊柱管狭窄による頸椎症性脊
髄症と腰部脊柱管狭窄症を認めた。
2021/12/08、抗 GM1 抗体は陽性、抗 GQ1b 抗体は陰性、抗 GM1 抗体は判
定保留。患者に先行感染はなかった。
BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報を要請し、入手した場合は
提出する。
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