資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1333 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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痛、筋力低下、感覚障害で入院した(入院日:2021/05/28、退院日:
2021/09/13、入院期間:108 日)。
事象「視神経脊髄炎」、「脊髄炎」、「腹部から下肢の感覚低下/肩や
首の感覚も鈍くなった」、「多関節痛」、「両下肢、右下肢の筋力低
下/下肢の筋力低下」、「感覚障害」は医師の診察が必要であった。
患者の受けた臨床検査と手技は以下のとおり:抗アクアポリン4抗
体:陽性;抗核抗体:陽性;抗 SS-A 抗体:陽性。
治療的な処置は、視神経脊髄炎スペクトラム障害、脊髄炎、感覚鈍
麻、関節痛、筋力低下、感覚障害の結果としてとられた。
臨床経過/事象の経過は以下のとおり:2021/05/25 より、腹部から下肢
の感覚低下を自覚した。
2021/05/26、多関節痛にて、内科およびリウマチ科クリニックを受診
した。抗 SS-A抗体と抗核抗体が陽性のため、2021/05/28、報告病院の
リウマチ科に紹介受診した。
両下肢、右下肢の筋力低下が出現し、肩や首の感覚も鈍くなってきた
ため、同日より入院して、精査加療を開始した。
ステロイドパルス施行するも増悪傾向にあり、抗アクアポリン 4 抗体
が陽性で視神経脊髄炎と診断された。
2021/06/02 に報告科を紹介受診後に転科した。7 回の血漿交換、4 クー
ルのステロイドパルス、1 クールの IVIg1 を施行し、PSL 50mg より後
療法を開始した。
2021/09/13、患者はリハビリのため、リハビリテーション病院へ転院
した。
2022/02/09(令和 4 年)までリハビリを行い、退院後は自立支援施設
に入所した。
2022/02/16、患者は外来にて診察を受けた。PSL 内服にて治療継続して
いる。
2022/05/07、自立支援施設を退所し、自宅療養中である。
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