資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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べて日付不明)。
剖検では、皮膚症状/粘膜症状所見はなかった。
死因その他の概要は、以下の通りに提供された:
2021/05/19(水曜日) 10:15、患者は、ファイザー社製ワクチン(コ
ミナティ筋注)を接種した。
ワクチン接種前、血圧は 137/75mmHg、脈拍数は 89/分であった。
ワクチン接種 20 分後 10:35、血圧は 157/89mmHg、脈拍数は 99/分であ
った。
その後 11:15 頃、呼吸状態が高度に悪化した状態であった。
11:20、患者の長女が心臓マッサージを実施した。
11:26、消防隊員が現着し、心拍動停止を確認した。
その後、心肺蘇生法が継続されたが、心拍動は再開しなかった。
同日 12:31、搬送先病院で死亡が確認された。
2020/09/29 から 2021/04/13 まで、患者は慢性心不全の治療で入院加療
されていた。
その後在宅で療養したが、トイレは介助が必要な臥床状態であった。
経静脈栄養管理され(食事の経口摂取はできない状態)、投薬のみ経
口投与されていた。会話は可能であった。
急死の三主徴に関して、心臓および肺に溢血点が存在し、心剔出に際
し暗赤色流動性血液を 128ml 洩出した。諸臓器の血液分布は不均一で
あった。
死因となり得る損傷および中毒の所見を認めなかった。
右上肢の右三角筋部分に注射針痕を認めた。声帯ヒダあるいは披裂喉
頭蓋ヒダほかの喉頭周囲の粘膜を中心とした部位に高度な浮腫が存在
した。
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