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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (346 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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名は、心不全であった。

2022/03/08 頃(推定)、患者は心不全を発現した。

報告医師は、事象を重篤(入院/入院期間の延長)と分類した。

2022/03/18 頃(推定)、事象の転帰は死亡であった。患者に何らかの
処置が実施されたかどうかは不明であった。

報告医師は、事象と BNT162b2 との因果関係は評価不能と評価した。

心筋炎調査票:

2022/03/20、患者は病理組織学的検査を受けた。検査の種類は剖検
で、患者は心筋組織の炎症所見があった(繊維素による心膜肥厚。マ
クロファージとリンパ球主体の炎症細胞浸潤。)

患者には、2022/03/15 の労作時、安静時、又は臥位での息切れおよび
浮腫を含む臨床所見はなかった(報告のとおり)。

2022/03/15、患者の検査所見では、CK上昇なし、CRP 上昇あり
(4.79mg/dL)があった。

2022/03/15、患者が受けたその他の検査では、脳性ナトリウム利尿ペ
プチド前駆体N端フラグメント(NT−proBNP)で 3706 pg/ml
であった。

2022/03/15、患者は、胸部X線検査を受け、右胸水があった。心電図
では異常所見はなかった。

トロポニンT、トロポニンI、CK−MB、高感度 CRP、ESR(1 時
間値)、D-ダイマー、心臓超音波検査、心臓MRI検査の検査は実施
されなかった。

直近の冠動脈検査と鑑別診断は不明であった。

BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報が要求され、受領した場合
に提出される。

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