資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1312 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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Serology test:陰性(以前の感染)。
ギラン・バレー症候群の結果、治療的処置はとられなかった。
追加情報:
著者は、BNT162b2 COVID−19ワクチン接種の 1 週間後に、錯感
覚、進行性の脱力、歩行困難、下痢、膀胱機能障害を発現した 71 歳女
性について報告した。
彼女の神経学的兆候および症状は、発現から最高 27 日間、段階的に悪
化し、その後、脱力は免疫治療なしで軽快した。
一連の脳脊髄液標本の分析では、タンパク質レベルの段階的な上昇が
認められた。
神経伝導検査の結果、機能性軸索障害を示唆した。
単相臨床経過と臨床所見はいずれも、ギラン・バレー症候群と一致し
ていた。
彼女の既往歴として、症候性感染症陰性があった。
血清検査および細菌検査(反糖脂質抗体の存在を含む)は、以前の感
染では陰性だった。
BNT162b2 ワクチン後のギラン・バレー症候群の進行に関して報告した
症例はほとんどなかった。
患者の症候群には、非定型的な下肢近位筋優位の筋力低下といった特
徴があった。
追加情報#1(2022/08/22):修正:本追加報告は、保健当局に適切な
報告を行うために提出される。
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