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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (139 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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2021/09/09、白血球数、好中球数の低下が発現し、もともとクロザリ
ルの副作用として報告されたが、ワクチン接種前に安定した値であっ
たものの、初回接種後より低下傾向、2 回目接種後に更に著明な低下を
認めており、因果関係は否定できなかった。

コメントは以下の通りであった。

クロザリル投与中にて、毎週の血液検査を施行していたが、コミナテ
ィ 2 回目投与後に白血球、好中球の低下を呈しクロザリル投与中止に
いたった。

クロザリルは CYP1A2 で代謝されるが、コミナティ(もしくは炎症反
応)にてこの代謝が阻害され、クロザリル濃度が恐らくは上昇、同剤
の有害事象としての白血球数低下が顕在化した可能性がある。

クロザリル患者モニタリングサービス(CPMS)にも報告済。

ワクチン接種前に、患者は COVID-19 と診断されなかった。

患者は、COVID-19 ワクチン接種前の 4 週間以内に他のワクチン接種を
受けていなかった。

ワクチン接種以降、患者は COVID-19 の検査を受けていない。

報告者は、事象を重篤(医学的に重要な事象)と分類し、事象と
BNT162b2 との因果関係は関連ありと評価した。

患者は、薬剤、食物または他の製品に対するアレルギーがなかった。

患者は、家族歴がなかった。

事象の転帰は、処置なしで回復であった。

追加情報(2021/11/24):

本報告は、追跡調査書に応じて連絡可能な同医師から入手した自発追
加報告である。

更新された情報は、併用薬のコーディングの更新、事象情報の更新、
追加情報によって症例が重篤(医学的に重要)になったことを含ん

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