資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (771 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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た。事象に対する新たな薬剤/その他の治療処置を開始する必要はなか
った。
2022/07/11、コミナティ接種翌日に顔面、両下肢の異様な腫脹と痺れ/
顔面と両下腿の異様な腫脹と同部の痺れが出現。体重は 6kg 増量/体重
は普段の 6kg 増量していた。
2022/07/12、接種 2 日後、患者は報告者の病院を受診した。
心エコー上、心筋炎を疑う所見はなかった。
腫脹は消失していたが、唇の痺れは残存していたため、ベタメタゾン
(ヒスタブロックとして報告)、トラネキサム酸(トランサミンとし
て報告)が処方された。その後、しびれは軽快した。
アナフィラキシーの分類評価(ブライトン分類)票によると、
症例定義と合致するもの:カテゴリー2、レベル2。
アナフィラキシー反応の時間的経過:2022/07/11、浮腫(顔面、両下
腿)、痺れ(顔面、両下腿)同上。
患者は、副腎皮質ステロイド、抗ヒスタミン薬を含む医学的介入を必
要とした。
多臓器障害はなかった。
心血管系症状には、毛細血管再充満時間>3 秒、詳細:顔面下腿浮腫
(体重6kg 増)が含まれた。
皮膚/粘膜の症状(血管浮腫(遺伝性ではない)、皮疹を伴う全身性
そう痒症含む)、詳細:顔面の痺れ、痒みがつよかった。下肢も同
様。
消化器症状はなかった。
その他の症状はなかった。
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