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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (122 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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MB:7.9ng/ml。

2021/10/30(ワクチン接種 4 日後)、脳性ナトリウム利尿ペプチド前
駆体N端フラグメント:127pg/ml(すべて高値であった)。

2021/11/01(第 3 病日)、心臓超音波検査:壁運動異常残存(所見か
ら壁運動異常が疑われた)。

2021/11/01(第 3 病日)、トロポニン T:0.351ng/m。

2021/11/04(第 6 病日)、血中クレアチンホスホキナーゼ MB:
1.0ng/m。

2021/11/04(第 6 病日)、血中クレアチンホスホキナーゼ:79u/L。

2021/11/04(第 6 病日)、脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フ
ラグメント:31pg/ml。

2021/11/04(第 6 病日)、トロポニン T:0.008ng/ml(正常化した)。

Magnetic resonance imaging heart: (日付不明) 心基部中隔に
dyskinesis,注記: 下壁に、心基部から中央部、側下壁、中隔下壁に T2
強調 black blood での高信号および遅延造影を認めた。TI

mapping で

は中隔下壁の一部で T1 値の延長を認めたが遅延造影部位と一致しなか
った; 発症 7 日目; (日付不明) 遅延造影の範囲は縮小,注記:造影効果
を認め同部位の T1 値の延長を認めた; 発症 42 日目のフォローでの造
影; (2021/11/04):

2021/11/04(第 6 病日)、心臓造影 MRI:MRI 所見は軽微な dyskinesis
が確認された(壊死心筋の評価のため心臓造影 MRI を実施した。

MRI 所見は心基部中隔から下側壁にかけての軽微な dyskinesis を認
め、black blood T2WI 2 腔像で心基部から中央部、側下壁にかけて信
号の上昇があり、心尖部にも同様に信号上昇が確認された。T1
mapping では中隔下壁で一部 T1 値の延長が確認された。遅延造影 PSIR
像では心基部から中央部、側壁から下壁、中隔下壁に中層主体の造影
効果が確認され、新型コロナウィルスワクチン接種後心筋炎/心膜炎と
して矛盾しない所見であった。心筋の浮腫性変化または心筋の壊死で
あるかについては、T2WI、T1 mapping、遅延造影では一致せず判定困
難であった)。

不明日、実施した検査、手順は以下の通り:

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