よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (592 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

腸骨稜 13/13 秒、脛骨外果 20/24 秒; SpO2: 98 %, 注記:室内気。入院
時; Pain assessment: 正常; 一般身体検査:正常、注記: 入院時;
Reflex test: 深部腱反射は消失していた; 四肢の深部腱反射は、 注
記: 消失していた; 呼吸数: 18, 注記: 単位: 呼吸/分, 入院時;
SARS-CoV-2 antibody test: 172 IU/ml; 172 IU/ml; SARS-CoV-2
test:陰性; 陰性; Urine antigen test: 正常; 体重: 71.4 kg, 注記:
入院時。

免疫性ニューロパチーの結果として、治療的な処置がとられた。

臨床経過:患者は、ファイザーCOVID-19 ワクチンのワクチン接種 12 日
後、錯感覚、四肢脱力、嚥下障害と深部感覚障害を発現した。

患者の深部腱反射はなしで、脳脊髄液は正常の細胞数と蛋白レベルを
示した。

抗ガングリオシド抗体は陰性、神経伝導検査で、F 波出現頻度は減少し
た。

我々は患者を COVID-19 ワクチン接種による免疫性の多発ニューロパチ
ーと診断し、血漿交換により患者の症状は改善した。

COVID-19 感染及び COVID-19 ワクチン接種に続発するギランバレー症候
群や多発ニューロパチーを比較し、深部感覚障害が、この症例の最も
特異的なものであった。

我々は、非抗原特異的機序がこの症例の病因として重要な役割を果た
すと考えた。

追加情報(2022/07/07):

本報告は以下の文献源による文献報告である:「A case of
polyneuropathy after COVID-19 vaccine」、臨床神経学, 2022;
DOI:10.5692/clinicalneurol.cn-001750。本症例は、文献の受領に基
づく追加報告である; 本症例を文献で確認された追加情報を含むよう
に更新した。

更新情報:一次報告者(名前と職業)

592