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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1521 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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強く疑った。この時の病理結果は、UCE を強く疑ったという結果であっ
た;(2021/10/04)若干の改善傾向あり;(2022/01/05)活動性 UC の診
断であった;便潜血:(2018/07/19)陽性;病理検査:(不明日)その
時、UCE を強く疑った。

血便排泄、潰瘍性大腸炎、消化管浮腫、大腸びらん、下痢の結果とし
て治療的な処置はとられた。

事象の経過は以下のとおり:

患者は 72 歳 9 か月(ワクチン接種時)の女性であった。

家族歴はなかった。

ワクチンの予診票(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヶ月以内のワクチ
ン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況)での留意点
はなかった。

2021/06/22

15:00 頃、患者は bnt162b2(注射液、2 回目、投与経路

不明)を接種した。 2021/07/17 頃、(ワクチン 2 回目接種 25 日
後)、下痢と血便を出現した 。

2018/07/19、便潜血陽性で当院にて全大腸内視鏡検査をして、異常な
しであった。 2021/08/10、大腸内視鏡検査を実施し、S 状結腸から直
腸にかけて連続性に著明な浮腫、びらんが確認でき、肉眼的に潰瘍性
大腸炎 (UC) を強く疑った。この時の病理結果は、UCE を強く疑ったと
いう結果であった。ただちに 5-ASA(アサコール)を内服させたとこ
ろ、2021/10/04 の内視鏡検査で若干の改善傾向があった。UC 疑いの病
理結果のため、アサコールを止めた。すると、下血が再発した。
2022/01/05 の内視鏡検査で、活動性 UC と確定診断がついた。以後、
アサコールからリアルダに変更するも、粘血便は今日まで持続した。
04/04 の大腸内視鏡検査でも Active UC であった。

2022/08/25(ワクチン接種 429 日後)、事象の転帰は未回復であっ
た。

報告者は次のようにコメントした:

ワクチン接種前までは快適な生活を送っていた。ワクチン接種後約 3〜
4 週間目から粘血便が持続し、今日まで持続している。

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