資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (387 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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2022/04/11、血液培養提出、肝障害あり、抗菌薬併用せず。
2022/04/12、肝障害、貧血のため、前医消化器内科相談。AST1430、
ALT 713、凝固測定不能。血球貪食の可能性考慮した。
2022/04/12―2022/04/15、口腔内カンジタ疑い、フロリードゲル開始
したが嘔気で中止した。
2022/04/14 より、PSL 40 mg/日。
2022/04/14、骨髄穿刺検討したが、凝固障害ありで現時点では検討で
きなかった。
2022/04/15 朝、鮮血便あり。CMVAg +、肝障害と血便は CMV の影響考え
られた。デノシン 210 mg/日開始。TCZ 中止。前医消化器内科転科し
た。
2022/04/18、Hb 低下あり、EGD/CS 施行し出血源なかった。
2022/04/20、Hb 6.6 g/dl まで低下し、RBC 2U 投与、右上腕より PICC
挿入した。
2022/04/21、データ再度増悪し、急性肝不全疑いのため当院電話後、
転院搬送となった。転院時の状態確認目的に頭部 CT と体幹造影 CT 施
行。頭部 CT で右後頭葉皮下出血、脳室穿破あり、脳神経外科コンサル
ト。凝固測定不能、手術適応外。3 時間あとフォローで増悪なし。その
時点で、家族に full-course の方針であることを確認。凝固障害あ
り、plt 20U + FFP 8U 投与。PSL 60 mg/日 div へ増量、デノシン継
続、PPI 併用、発熱あり MEPM 開始した。体幹 CT では、腹水あり、
periportal collar sign 認め、急性肝炎様。辺縁 sharp で地図上壊死
なし。肝不全ようではない。胃および大腸浮腫あり。
2022/04/22 未明に意識障害増悪あり、気管挿管の上、頭部 CT 再検。脳
出血拡大傾向。昨日の輸血後、凝固障害は改善し凝固能正常化。急性
肝不全にしては凝固障害の改善が良すぎた。DIC 等による凝固障害も鑑
別された。
2022/04/23、ICU 入室、全身管理継続した。
2022/04/24、瞳孔不同出現し、家族と相談のうえ、DNAR の方針となっ
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