資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1137 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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治療処置は筋拘縮のために実施された。
臨床経過:
CMT を 3 回接種した 88 歳の女性。
一週間前に大学病院で乾燥ボツリヌス抗毒素の注射を接種した。
筋拘縮で打ったため大丈夫なのか。
追加調査の試みは不可能である;ロット/バッチ番号に関する情報を入
手できない。これ以上の情報は期待できない。
本報告は、以下の文献を情報源とする文献報告である:「新型コロナウ
イルスワクチン接種後に発症した急性肝炎の 1 例」、第 133 回日本消
化器病学会北陸支部例会、2022; Vol:133rd, pgs:36。
[症例]患者は 60 歳代女性である。
妊娠;
[既往症/併存症]妊娠中毒症。
急性肝炎;
子癇前症;
[家族歴]心臓弁膜症(母)。
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自己免疫性肝炎;
心臓弁膜疾患;
[嗜好歴]飲酒歴:なし、喫煙歴:なし。
薬物性肝障害
禁酒;
[アレルギー]食物:なし、薬剤:なし。
非タバコ使用者
[その他]輸血歴:なし、健康食品/サプリメント:あり、OTC 医薬品(店
頭):あり。
[現病歴]2021/07、コロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチン 2 回目を
接種した。接種翌日から嘔気・倦怠感・発熱が出現した。症状が改善
しないため、ワクチン接種後 5 日目に近医を受診した。血液検査にて
AST 1,200 U/l ・ ALT 1,203 U/l と肝障害を認めた。彼女は著者の病
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