資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (908 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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記:10:15;酸素飽和度(2022/07/23) 98 %、注記:11:05 安定値;
(2022/07/23) 97 %、注記:14:30。
失神寸前の状態、異常感の結果として治療的な処置がとられた。
臨床経過は以下の通り:
患者は 17 歳 5 か月女性であった。
家族歴はなかった。
ワクチン予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヶ月以内
のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)
はなかった。
2022/07/23 10:15(ワクチン接種 15 分後)、事象を発症した。
事象の経過は以下の通り:
10:15、目の前が白いと訴えた。下肢拳上にて臥床とした。20 分ほど後
症状改善したため、座位にて一口水分摂取数回するが、嘔気を訴え
た。
収縮期血圧(SBP)は、80 台〜100 台であった。脈拍は、40 台〜60 台
であった。ラクテック 500 mL/h で静脈内点滴(DIV)を投与した。20 分
ほどは、座位・立位で問題ないことを確認するが、抜針後に嘔吐し
た。13:00、救急車を要請した。睡眠不足(AM3 時に就寝)、朝食未摂
取、朝の排尿はなかった。この状態でワクチン接種を受けた。
報告医は事象を非重篤と分類し、事象と BNT162b2 との因果関係を評価
不能とした。
他要因(他の疾患等)の可能性について、報告医は、迷走神経反射の
既往はなかったと記載した。
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