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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1066 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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H2O、終圧:15mmHg H2O。細胞 1 個(単核 1); 握力:(日付不明)30
以上;(2022/01/07)15kg、注記:握力は両側 15kg であった; 電気生
理学的検査:(2022/04/21)、GBS と一致する、注記:運動神経伝導速
度の低下。遠位潜時の延長。伝導ブロック; 磁気共鳴画像:
(2022/04/25)馬尾の造影病変、注記:その他の部位:腰仙髄。所
見:神経根や馬尾の一部に増強効果を認め、馬尾はやや肥厚してい
た。脊髄萎縮はなく、L3-5 神経根で両側対称性の肥厚と造影効果を認
めた。馬尾肥厚があった;(2022/04/22)両側対称性の肥厚、注記:腰
髄造影 MRI では、L3-5 神経根・馬尾で両側対称性の肥厚と造影効果を
認めた; 神経伝導検査:(2022/04/21)運動神経伝導速度の低下;
(2022/04/19)脱髄及び二次性の軸索障害、注記:脱髄及び下肢優位
の二次性の軸索障害;総蛋白:(2022/04/20)71mg/dl、注記:蛋白細
胞解離あり;白血球数:(2022/04/20)、50 を下回る、注記:50 細胞
/mcL を下回る CSF 総白血球数。

ギラン・バレー症候群、四肢麻痺、脱髄、無力症、感覚鈍麻、筋力低
下、感覚障害、反射減弱、反射消失、食欲減退、頭痛の結果として治
療的処置がとられた。

臨床経過:

2021/11 上旬、両下肢、手指に力が入りにくく感じた。両足先の感触の
鈍麻を自覚した。

2022/01/07、前医受診し、四肢麻痺を認めた(MMT3 相当。右側優位・
遠位優位。握力は両側 15kg であった)。

2022/04/19、精査加療目的で当院に入院した。両上肢遠位筋力低下・
両下肢遠位筋力低下、両上肢遠位・両下肢遠位の異常感覚、四肢腱反
射低下〜消失(当院受診時の初診情報)。

神経伝導検査で脱髄及び下肢優位の二次性の軸索障害を認めた。

2022/04/20、髄液検査では無血清、初圧:22mmHg H2O、終圧:15mmHg
H2O、蛋白:71mg/dL、細胞 1 個(単核 1)、Glu:73mg/dL であった。

2022/04/22、腰髄造影 MRI で L3-5 神経根・馬尾で両側対称性の肥厚と
造影効果を認めた。

患者は、ワクチン接種後のギラン・バレー症候群と診断された。

2022/04/26 より、IVIg を開始した。

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