資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (477 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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事象の経過は、以下の通りであった:
2022/05/30、発熱が発現した。
2022/06/02、他院で COVID-19 の PCR 検査陰性であった。
2022/06/03、血液検査(WBC 17580、CRP 32.98、AST 67、ALT 206)およ
び点滴が施行された。
2022/06/06、下腿浮腫と皮疹(点状紫斑)が出現した。夕方、腹痛が
出現した。血便を認めた。
2022/06/07、患者は当院に入院した。皮疹、腹痛、下腿浮腫を認め
た。血液検査で IgA 440 への上昇を認めた。小腸および皮膚の病理組
織を提出した。
2022/06/09、小腸:IgA 血管炎疑の診断であった。皮膚:IgA 血管炎の
診断であった。
2022/08/16 時点で、組織的または職業的にコロナウイルスへの曝露頻
度が高いリスク(および重篤な新型コロナウイルス感染症の合併症の
リスク)に起因する追加免疫のための投与であったと報告された。
2022/05/30、患者はヘノッホ・シェーンライン紫斑病を経験した。
事象の転帰は、消化管粘膜障害に対する薬剤投与にて軽快であった。
事象のコメント/経過は以下の通りであった:
2022/05/30、患者は発熱し、06/02、他院を受診した(COVID-19 PCR:
陰性)。
06/03 の採血で、WBC、CRP および肝酵素の上昇を示した。
06/06、下腿浮腫と点状紫斑が出現した。同日夕方より、腹痛と血便も
認められた。
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