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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (289 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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、雑音微弱なし、心膜ロックオンなしであった。

2021/10/24、ピークアウト、自然経過で解熱得られ胸痛も改善傾向で
あった。

報告薬剤師は事象を重篤(入院)に分類し、事象と BNT162b2 との因果
関係を評価不能とした。

他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

報告は心筋炎の基準に合致した。

心筋炎調査票:

病理組織学的検査:未実施、臨床症状/所見:急性発症の胸痛又は胸部
圧迫感(2021/10/23)があった。

検査所見:2021/10/24、CRP 検査で結果は 3.94 mg/dl (上昇あり);
2021/10/24、ESR (1時間値)検査で上昇なし;2021/10/23、D-ダイ
マー検査で結果は 1.2 ug/ml (上昇あり); 高感度 CRP 検査は未実施
であった。

画像検査:2021/12/23、心臓 MRI 検査実施、造影あり:異常所見なし
であった。

直近の冠動脈検査:未実施であった。

心臓超音波検査:2021/10/25 実施、異常所見なし、左室駆出率 63.3%
であった。

心電図検査:2021/10/23、心電図検査実施、異常所見あり、ST 上昇又
は陰性 T 波であった。

鑑別診断:臨床症状/所見を説明可能なその他の疾患が否定できない。

2021/10/29、全事象の転帰は回復した。

報告薬剤師のコメントは以下の通りであった:

一時的に心電図にて ST 変化を認めたこと、また筋逸脱酵素の上昇を認

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