資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (718 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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経伝導検査:(2021/06/18)正常範囲内、(2021/06/24)SNAP 導出不
能、注記:(右腓腹、右正中、右尺骨神経)。GBS とは一致しない。
2021/06/24 の NCS では、上下肢 SNAP 導出不能だった。
ギラン・バレー症候群に対して治療的な処置がとられた。
臨床経過:
2021/06/03(ワクチン接種日)、bnt162b2(注射液)の初回投与を受
けた。
事象の経過は以下のとおり:
2021/06/14(ワクチン接種 11 日後)、ギラン・バレー症候群を発症し
た。
2021/06/03、新型コロナウイルスワクチンを接種した。
2021/06/14、朝より複視が発現した。
2021/06/15、手足のしびれ感を自覚した。
2021/06/16、当科を初診。
2021/06/18 時点では神経伝導検査は正常範囲内だったが、17 日以降に
手足のしびれ感が増強した。
2021/06/17、病院に入院した。
2021/06/24 に実施された神経伝導検査では、SNAP 導出不能(右腓腹、
右正中、右尺骨神経)であった。
同日にかけて、振動覚、位置覚の低下は継続し、以降も明らかな改善
はなく、 IVIG、血漿交換(PE)でも反応は認められなかった。
糖脂質抗体は陰性だったが、臨床経過とあわせ、ギラン・バレー症候
群と考えた。
報告医師は、事象を重篤(障害)と分類し、事象と bnt162b2 との因果
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