資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1052 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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以下の臨床検査および処置が実施された:
Body temperature: (2022/08/05) 摂氏 36.7 度, 注記: ワクチン接種
前;
酸素飽和度:(不明日)結果不明、注記:SpO2 測定可。
アナフィラキシー反応、異常感、紅斑、発疹、呼吸困難、呼吸窮迫、
蕁麻疹、呼吸補助筋の動員、チアノーゼ、眼充血、眼そう痒症の結果
として、治療処置が行われた。
臨床経過:
事象の経過は以下のとおり:
筋萎縮性側索硬化症(ALS)にて呼吸器管理を行っている患者であった。
2022/08/05、ファイザー社ワクチン 4 回目を自宅で接種したところ、
アナフィラキシー様症状が出現した。
接種後数秒後より気分不良の訴えがあり、その直後より上半身から全
身にかけ発赤疹が出現した。
その後数十秒で全身に広がり、息苦しさの訴えもあった。
アナフィラキシーと判断し、エピペンを左大腿に注射した。末梢ルー
トを確保し、ソルコーテフ点滴を行った。
全身紅潮後、顔体幹とも蒼白となったが、徐々に(10 分間程で)改善
した。
経過の中で呼吸苦の訴えに対しアンビューバッグを使った呼吸を数回
行った。
血圧低下、意識障害は認めなかった。
報告医師は、事象を重篤(死亡につながるおそれ)に分類し、事象は
BNT162b2 と関連ありと評価した。
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