資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1202 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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21:00(4 回目ワクチン接種の 2 日後)、患者は発熱、
SpO2 低下を発現した。
2022/08/01(4 回目ワクチン接種の 3 日後)、事象の転帰は、回復であ
った。
事象の経過は以下の通りであった:
主訴は発熱、呼吸苦、SpO2 低下、現病歴
肺気腫のために、当院 HOT
外来を受診した。
ADL は屋内生活、トイレや入浴もやっとの状態であった。
7/29、COVID−19ワクチン 4 回目を打った。4 回のワクチンはす
べてファイザーのワクチンであった。
7/31
21:00 頃から、急に息苦しくなった。妻が救急要請。救急隊到着
時には 3L まで上げて 81%。
その後、医師からの指示で 4L まで上げたが、86%までしかあがらなか
った。
現症:意識清明。BT 38.3、BP 122/81、HR 115、RR 25、SpO2 96%
(3L)であった。
呼吸音は、両肺底部に wheeze わずかに聴取。
体幹部熱感あり。四肢末梢は冷であった。
[検査]
動脈ガス:pH 7.34、PCO 2 63 、PO2 108 (3L) 、 HCO3 34.0 。
血液検査: Na 135, K 4.9, CRP 0.99, WBC 6740
Xp:肺過膨張。
CT:肺尖部に気腫肺著明。明らかな肺炎像や腫瘤なし。
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