資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (268 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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ントであった;日常検査値:正常範囲;身体検査:顔面に多くの膿疱
の丘疹を明らかにし、注記:いくつかの口内潰瘍;トータル補数活性
検査(25.0-48.0):53.6ug/ml、注記:単位:U/ml;白血球数:
17.8x10 9/l ;上昇。
ベーチェット症候群、膿疱性皮疹、発熱、生殖器痛、陰部ヘルペスの
結果治療的処置がとられた。
追加情報(2022/04/25):
これは以下、追加文献情報源からの文献報告である:
"Emergence of Behcet's disease post-SARS-CoV2-vaccination: two
clinical cases in Japan", Journal of the European Academy of
Dermatology and Venereology, 2022; Vol:36 (4), pgs:e248-e249,
DOI:10.1111/jdv.17859.
本報告は文献入手に基づく追加報告である;本症例は、文献内で追加情
報を含むことが確認されたため更新された。
29 歳の女性は、COVID-19 免疫のためトジナメラン[BNT162b2]を接種
した 2 日後、高熱で耐えられない生殖器痛が発現した。
最初の診断で陰部ヘルペスと思われ、アシクロビル[アシクロビル]
を 5 日間投与した;しかし症状は改善しなかった。身体検査で、顔面に
多くの膿疱の丘疹といくつかの口内潰瘍がみられた。陰部潰瘍は大陰
唇にあり、長さ 2-3cm で激痛の原因であった。紅斑性小結節は下肢に
見られなかった。
白血球数は、C 反応性タンパク質と血清補体レベルとともに上昇した。
ヒト白血球抗原(HLA)DNA タイプ分析法では、HLA-B*51:01 であるこ
とを示した。BD と診断され、コルヒチンの投与を始め、その後、発熱
と痛みは 2 週以内に消失した。
これ以上の追加調査は不可能である。ロット/バッチ番号に関する情報
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