資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1186 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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造の不明瞭さ、内膜肥厚、注記:中膜損傷と両冠状動脈に血栓;初回所
見の改善、注記:3 週間の入院。
急性心筋梗塞、多系統炎症性症候群、心筋梗塞、冠動脈瘤、血栓症の
ために治療処置が施された。
要旨:22 歳の男性は、2 回目の SARS-CoV2 ワクチン接種 3 日後から持
続性の発熱があった、そして 2 ヵ月後に胸痛のため入院した。血液検
査により高感度トロポニン I の異常な上昇が示された。緊急心血管造
影(CAG)により右冠状動脈後外側枝の心筋梗塞及び多発性冠動脈瘤が
認められた。以下の最初の経皮的冠動脈インターベンション、光干渉
断層撮影(OCT)により、血管構造の不明瞭さ、内膜肥厚、中膜損傷、
及び両冠状動脈に血栓が認められた。SARS-CoV2 ワクチン接種後の多系
統炎症性症候群(MIS-V)が疑われたため、抗血栓療法とプレドニゾロ
ンが開始された。炎症反応は速やかに改善された。そして、3 週間の入
院後、フォローアップの CAG と OCT によると初回所見の改善が認めら
れた。これは、MIS-V の OCT 所見を裏付ける第 1 報である。
本症例は、規制当局を経由し、連絡可能な報告者(医師)から入手し
た自発報告である。規制当局受付番号:v2210001784(PMDA)。
2021/07/13、68 歳の男性患者は、COVID-19 免疫のため、2 回目単回量
の BNT162B2(コミナティ、ロット番号:FD0889、有効期限:
2021/09/30)を接種した。
肺気腫;
20582
血尿
脂質異常症
患者の関連する病歴は以下を含んだ:「肺気腫」(継続中か不明);
「脂質異常症」(継続中か不明)。
患者の併用薬は報告されなかった。
ワクチン接種歴は以下を含んだ:コミナティ(1 回目単回量、ロット番
号:EW0203、有効期限:2021/09/30、接種日:2021/06/22、COVID-19
免疫のため)であった。
以下の情報が報告された:
血尿(障害)、発現 2021/12/30、転帰「軽快」、「肉眼的血尿」と記
載された。
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