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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (553 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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併用薬は以下を含んだ:

タクロリムス、使用理由:間質性肺疾患。

過去の薬剤歴は以下を含んだ:

プレドニゾロン、使用理由:結合組織病関連間質性肺疾患、備考:
40mg/日、入院の 8 ヵ月前。PSL の投与量は、26.5mg/日まで漸減した;
オメプラゾール;トリメトプリム/スルファメトキサゾール;アレンドロ
ネートナトリウム水和物。

以下の情報が報告された:

予防接種の効果不良(入院、医学的に重要、生命を脅かす)、COV
ID−19(入院、医学的に重要、生命を脅かす)、両事象とも被疑
薬投与から44日間潜伏後、転帰「不明」、両事象とも「RT-PCR test
was conducted using his nasopharyngeal swab sample to detect
SARS-CoV-2/The test result was positive and the patient was
diagnosed with COVID-19」と記述された。

結合組織病関連間質性肺疾患(CTD-ILD)に対する免疫抑制療法中、重
症コロナウイルス性疾患(COVID-19)肺炎および重症急性呼吸器症候
群コロナウイルス 2(SARS-CoV-2)mRNA ワクチンブレイクスルー
感染を認めた患者が報告された。

患者は、維持療法としてグルココルチコイドとタクロリムス(TAC)を
併用した。

COVID−19肺炎発現時、2回目の SARS-CoV-2 mRNA ワクチン
(BNT162b2)接種後であったにもかかわらず、血清の抗-SARS-CoV-2IgG 抗体値は極めて低値であった。COVID−19肺炎に対する治療
後、抗-SARS-CoV-2-IgG 抗体値は上昇した。これらの結果は、免疫細胞
における中和抗体の産生能力の欠如を示した。

入院の 44 日前、患者は1回目の BNT162b2 mRNA COVID−19ワク
チン接種を受け、入院の 23 日前、2 回目の接種を受けた。

ワクチン接種時も、TAC は継続した。

入院の 6 日前、患者は乾性咳嗽を発現した。

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