資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (832 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
篤)、転帰「不明」、両事象の記載用語「(接種した方の)左上肢の
しびれと疼痛」;
2022/07/20 12:05 発現、刺激無反応(医学的に重要)、転帰「不
明」、記載用語「痛み刺激にも反応なし」;
2022/07/20 11:45 発現、意識変容状態(医学的に重要)、転帰「不
明」、記載用語「声かけに反応せず/意識障害」;
2022/07/20 12:05 発現、ジスキネジア(医学的に重要)、転帰「不
明」、記載用語「四肢の不随意運動」。
事象「声かけに反応せず/意識障害」は、緊急治療室の受診を要した。
患者は、以下の検査と手順を経た:
血圧測定:(2022/07/20)110/88mmHg;
体温:(2022/07/20)摂氏 36.3 度、備考:ワクチン接種前;
(2022/07/20)摂氏 37.4 度;
心拍数:(2022/07/20)48、備考:単位は bpm。ペースメーカーあり;
Hand drop test:(2022/07/20)陽性;
酸素飽和度:(2022/07/20)99%。
臨床経過:
報告されたところでは、ワクチン接種前は通常の会話も可能であっ
た。ワクチン接種の 2、3 分後、患者は(接種した方の)左上肢のしび
れと疼痛を訴えた。その後、患者は後頭部の疼痛を訴えた。血圧:
110/88mmHg、脈:48bpm(ペースメーカーあり)、体温:摂氏 37.4 度
および SpO2:99%。患者は安静にして経過を見るも、ワクチン接種の
25 分後には声かけに反応せず、痛み刺激にも反応しなかった。四肢の
不随意運動があった。意識障害として、救急要請された。Hand drop
test は陽性で心因性の可能性もあったが、精査のためにも搬送され
た。
832