よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1007 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

初回投与後に摂氏 38 度までの発熱が4週間継続したが2回目のワク
チン接種を受けた。

重度の貧血(Hb 4.6 g/dl)のため 2 回目接種の 12 日後に病院に紹介
された。

著者は患者を自己免疫性溶血性貧血(AIHA+CAD)と診断した。

多数の自己免疫抗体も検出された。

入院日(1日目)にプレドニゾン(1mg/kg/day)の投与を開始した。

7 日目に、血小板減少症および多臓器不全を伴って溶血が増悪した。
血漿交換(4 日間連続)と免疫グロブリンの静脈内投与(5 日間連
続)を施行した。

その後、黄疸および溶血性貧血は著しく改善し、プレドニゾンを減量
して退院となった。

考察:SARSCoV-2 ワクチン接種後の溶血性貧血の発現頻度および最良
の治療は、報告件数が少ないため不明である。ステロイド耐性溶血性
貧血の患者には一般的にリツキシマブおよび免疫抑制剤が考えられる
が、本症例のような激症型では血漿交換が有効な選択肢となる可能性
がある。更なる症例の蓄積が必要である。
本報告は製品情報センターから連絡可能な報告者(消費者またはその
他非医療従事者)から入手した自発報告である。報告者は患者であ
る。

男性患者は、covid-19 免疫のため BNT162b2(コミナティ、単回量、1
回目、バッチ/ロット番号:不明)を接種した。
21252

心膜炎

うつ病
関連する病歴には以下を含んだ:「うつ病」(継続中かは不明)、注
記:ファイザー薬アモキサンカプセルを報告者がうつ病だったため
17 年間経口服用していた。

併用薬:アモキサン経口服用、うつ病のため。

以下の情報が報告された:

1007