資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (859 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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呼吸困難」と記載された;
抗好中球細胞質抗体陽性血管炎(医学的に重要)、2022/02/10 発
現、転帰「未回復」、「ANCA関連血管炎」と記載された;
C−反応性蛋白増加(非重篤)、転帰「不明」、「CRP 高値」と記載
された。
事象「ANCA関連血管炎」は診療所受診を必要とした。
患者は以下の検査と処置を受けた:
抗好中球細胞質抗体:高値、注釈:ANCA関連血管炎と診断;胸部
X線:間質陰影;C−反応性蛋白:高値。
抗好中球細胞質抗体陽性血管炎の結果として、治療的な処置がとられ
た。
臨床経過:
2022/02/10(ワクチン接種後 9 日)、患者は血管炎を発現した。
2022/10/17(ワクチン接種後 8 ヵ月)、事象の転帰は未回復であっ
た。
事象の経過は以下の通り:
2022/02/01、ワクチン接種後、関節痛と労作時呼吸困難が認められ
た。かかりつけ医を受診し、血液検査にて CRP 高値と胸部X線にて間
質陰影を認めた。
2022/04/11、紹介受診となった。MPO-ANCAが高値であり、ANC
A関連血管炎と診断された。
2022/04/18 から、プレドニゾロンによる治療を行っていた。
報告者は事象を重篤(医学的に重要)と分類し、事象と bnt162b2 と
の因果関係は評価不能と評価した。
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