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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (106 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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ヒト免疫グロブリン:大量静注療法を施行し、症状改善傾向を示し
た。

2021/11/22 時刻不明(ワクチン接種の 16 日後)、患者はギランバレ
ー症候群を発現した。

2022/03/23(ワクチン接種の 4 ヵ月 1 日後)、事象の転帰は、免疫グ
ロブリンを含む治療で回復であった。

報告医師は、事象を重篤(障害、2021/12/03 から 2021/12/11 まで入
院)と分類し、事象と BNT162b2 との因果関係は、EB ウイルスも+の
ため、評価不能と評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性は不明であった。

報告医師は、以下の通りにコメントした:

EB ウイルス IgM が+にて、原因は EB ウイルスの先行感染と COVID-19
ワクチンの両方の可能性がある。

ワクチンによる可能性もかなりある。

ギラン・バレ(GBS)調査票は以下の通り:

臨床症状:

2021/11/22、両側性かつ弛緩性の上肢や下肢の筋力低下を発現した。

その他の症状は、facial diplegia with paresthesia として報告さ
れた(ギラン・バレーの亜型、海外では COVID-19 ワクチン後のギラ
ンバレーで多いとされている亜型(Ann Neurol 2021 など))。

報告時点までの、症状の極期における Hughes の機能尺度分類は、軽
微な神経症候を認める。

疾患の経過:

単相の疾患パターンを有し、筋力低下の発現から最悪の状態までの間
隔が 12 時間から 28 日間であって、その後に臨床的安定期を迎えた
(報告時点までの内容を元に選択)。

2021/12/03、電気生理学的検査が実施された。

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