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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (569 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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心筋炎(入院、医学的に重要)、2022/09 発現、転帰「軽快」、「急
性心筋炎の疑い」と記述された;

心不全(入院、医学的に重要)、転帰「軽快」。

事象「急性心筋炎の疑い」、「意識消失」、「低心機能」、「腎不
全」、「心不全」、「胸部圧迫感」、「OUTPUT 低下」により、救急
治療室への受診を要した。

患者は、以下の検査と処置を受けた:

心エコー像:(2022/09)低心機能;心電図:(2022/09)房室ブロッ
ク; 体外式ペースメーカー留置カテーテル検査:(2022/09)冠動脈
に狭窄はなく;尿量:(2022/09)低下、備考:OUTPUT 低下による腎
不全。

心不全の結果として、治療的処置がとられた。

臨床経過:事象の経過は以下の通りであった:

8 月下旬から胸部圧迫感があり、9 月(日付不明)から数回の意識消
失を認めプライバシー病院へ救急搬送された。

心エコー像は低心機能を認め、OUTPUT 低下による腎不全を認めた。

心電図では房室ブロックがあり体外式ペースメーカー留置カテーテル
検査では冠動脈に狭窄はなく急性心筋炎の疑いで当院へ搬送された。

カテコラミンを使用しながら心不全治療を行い、次第に心機能の改善
がみられた。

2022 年(不明日)、事象の転帰は軽快であった。

報告医師は事象を重篤(入院)と評価し、事象と BNT162b2 との因果
関係は提供されなかった。

他要因(他の疾患等)の可能性として、2022/07/20 のコロナ感染が
あった。

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