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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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評価:RS3PE 症候群に近似しているが滑膜炎ではない。下腿全体の硬
性浮腫である。既知の疾患では診断できない特異な病態。下腿浮腫、
全身の筋力低下、しびれ、この全身のしびれと下腿浮腫、全身性の筋
力低下は、血管性浮腫と考えられた。Ddaimar[報告のとおり]上昇
と CRP 上昇、アルブミン低値で慢性炎症と慢性の微小血栓形成傾向を
認める。ループスアンチコアグラント陽性所見と抗核抗体弱陽性で免
疫学的な異常が認められ、ステロイドに対する明確な反応性から免疫
性疾病であることは確定できる。コロナワクチン接種と明確な時間的
因果関係があることから、副反応と判断できる。

報告医師は、事象を重篤(入院:2021/08/17 から 2021/08/28 まで入
院)と分類し、事象と bnt162b2 との因果関係は関連ありと評価し
た。他の要因(他の疾患等)の可能性はなかった。事象 「KT 摂氏
37.4 度」 「身体全体のひどい痛み」 「歩行しにくい」 「両側四肢
がジンジンする」「全身の筋膜炎」 「45 度ぐらいで大腿背側に突っ
張りを感じる」 「足のつっぱり、こわばりが再度出現」「血管性浮
腫と考えられた」「慢性炎症」「慢性の微小血栓形成傾向」の転帰は
不明であった。他の事象の転帰は、未回復であった。

報告者(医師)意見は、以下のとおり:

RS3PE 症候群も PMR(リウマチ性多発筋痛)も近似している病状だが
合致しない、特有の症候。スパイクタンパクによる血管炎と考えられ
た。本副反応報告は、RS3PE(s)として上げます。(報告のとおり)
(下の手書きの文章は、判読不能。)

追加情報(2021/10/07):追跡調査は完了した。さらなる追加情報は
期待できない。

修正:この追加情報は、以前に報告した情報の修正報告である。「デ
カドロン 4mg の薬投与開始し、軽快した」を追加するためナラティブ
を更新した。

追加情報(2022/10/21):本報告は医薬品医療機器総合機構(PMDA)

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