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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (396 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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た。

剖検は実施されなかった。

事象の経過は以下の通りだった:

慢性心不全、慢性心房細動、慢性腎不全、貧血、膀胱がんの合併症を
有したケースだった。過去 3 回のワクチン(コロナ)歴があり、これ
まで有害事象は無かった。今回4回目接種を訪問診療(自宅)にて行
い、翌日からの発熱があった。臨床的には発熱に有り心不全増悪は経
過上否定できない。

血液検査データは心不全と腎不全は高度であるが、慢性的な経過にお
いて低めで安定していた状態であった。

このため発熱の契機の状態悪化は否定できない。

搬送中の処置内容は、挿管/心臓マッサージであった。

死因及び医師の死因に対する考察(判断根拠を含む)と意見:上記に
て、患者は救急搬送に至った。診断書は病院での作成である。急変に
ついては、発熱からの心不全増悪と循環不全は否定できない。

ワクチン接種と死亡との因果関係に対する医師の考察(判断根拠を含
む):ワクチンによる発熱、心不全増悪は否定できない。

2022/07/25、救急搬送された日本のプライバシー病院到着時、コンピ
ュータ断層撮影(CT 検査として報告)が実施された(ワクチン接種
後、当クリニックでは検査は実施されなかった)。

2022/07/25(ワクチン接種の 2 日後)、心不全増悪が発現した。

事象の転帰は、心肺蘇生の実施と救急搬送を含む処置で死亡であっ
た。

報告医師は、事象を生命を脅かすものと分類した。

本剤との因果関係理由:ワクチン接種翌日の発熱あり、因果関係は否
定できない。

日付不明、循環不全が発現した。

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