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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (799 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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間質性肺疾患、呼吸不全、咳嗽、発熱、酸素飽和度低下、捻髪音のた
め入院した(入院日: 2022/08/16、退院日:2022/10/13、入院期
間:58 日)。

事象「間質性肺炎」、「呼吸不全」、「咳が少しあり、8 月 12 日か
ら咳がひどくなった」、「発熱/体温摂氏 37.4 度」、「SpO2 60%」お
よび「両背下部、右前胸部に fine crackle を聴取」のため受診を要
した。

以下の検査と処置を受けた:

体温(2022/08/02)摂氏 36.4 度、注記:ワクチン接種前;
(2022/08/16)摂氏 37.4 度;酸素飽和度(2022/08/16)60 %。

臨床経過は以下の通り:

患者は間質性肺炎を発症した。

2022/08/05 (令和 4 年)、咳が少しあり、12 日から咳がひどくなっ
た。

2022/08/14 から発熱した。

2022/08/16 に定期に訪問診療を行った時に、体温摂氏 37.4 度、SpO2
60% と呼吸不全を認めたが、自覚的には呼吸苦なしであった。両背下
部、右前胸部に fine crackle を聴取した。病院に入院となった。

2022/10/13(ワクチン接種後)、呼吸不全は回復したが後遺症ありで
あった(呼吸苦は後遺症と報告された)。

報告医師は事象を重篤(2022/08/16 から 2022/10/13 まで入院した)
と分類し、事象と BNT162b2 との因果関係を関連ありと評価した。

報告医師は以下の通りコメントした:

症状の起こる前は内服薬の変更や、新しい内服薬、サプリメント、健
康食品の開始などなく、ワクチンの副反応の可能性が高い。

他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

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