資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (979 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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瘍、指尖潰瘍、末梢神経障害、知覚異常、血管炎、関節炎が発現した
(報告通り)。
報告医師は事象を重篤(障害)と分類した。
報告医師は事象とワクチンとの因果関係を関連ありと評価した。
事象の転帰は、2022/10/14 に回復したが後遺症あり(手足の疼痛、
多発皮膚指尖潰瘍の処置のため、日常生活動作すべてにおいて困難が
生じている)であった。
臨床経過:
2021/06、1 回目ワクチン接種後より、手足膝腰に多発関節痛が出現
した。近医整形外科医院で精査するも原因不明であった。
2021/07、2 回目ワクチン接種後より関節痛増強し、手足に凍瘡様皮
疹と手足の疼痛が出現した。
近医皮膚科医院にて内服薬と外用薬で加療をうけるも軽快しなかっ
た。
2021/11、総合内科の精査にて膠原病とリウマチ関連疾患などの内科
疾患が否定され、当科を初診した。
凍瘡様皮疹部からの皮膚組織生検に基づきリベド血管症と診断され
た。
追加精査にて凝固機能異常はなかった。
ステロイド内服や免疫抑制剤内服、抗血小板剤内服、血管拡張剤内服
加療も効果なく、皮膚疼痛は増強した。
2021/12 より手足末端に多発壊死性潰瘍が発現した。
現在は肘、前腕、足趾、踵にも潰瘍範囲が拡大した。
大学病院への併診を開始した。
疼痛コントロールのため、麻酔科ペインクリニック外来への通院を開
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