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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (293 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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Body temperature:熱はなし;

Electroencephalogram:徐波を示した、注記:左後部-側頭-後頭部
エリア;

Full blood count:目立った所見なし;

Interleukin level:2.5 pg/mL、注記:17 日目に上昇しなかった;

頭部 MRI:CLOCCs に対応する脳梁膨大部、注記:17 日目;

Neurological examination:構語障害を示した、左前腕振戦、注記:
口と手足の感覚異常、視覚失認症と変視症;

physical examination:目立った所見なし;

SARS-CoV-2 test:陰性。

脳梁の細胞傷害性病変のため治療処置が施された。

臨床経過:

彼女は、薬を服用していなかった。また、平均して 3 本/日のタバコ
を吸っていた。SARS-CoV-2 検査は陰性だった。D-ダイマーを含む血
液凝固系は検査されなかった。造影 MRI は得られなかった。CSF 検査
は実施されなかった。高用量の静脈内メチルプレドニゾロン療法(1
クール 1000 mg/日を 3 日間;18-20 日目)が有効であった。脳梁膨
大部の病変は 29 日目に完全に改善された。彼女の神経学的徴候は、
その後 1 か月で徐々に回復した。その後 7 か月の経過観察中に再発は
みられなかった。

これ以上の再調査は不要である。これ以上の追加情報は期待できな
い。

追加情報(2022/10/06):本報告は、以下の文献源からの文献報告で
ある:

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