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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (789 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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本報告は、以下を文献源とする文献報告である:「COVID−19 ワクチ
ン接種を契機に発症した Vogt−Koyanagi−Harada 病」、第 76 回日本
臨床眼科学会、2022;vol:第 76 回、pgs:175。

37 歳の女性患者は、COVID−19免疫のために BNT162b2(コミ
ナティ、2回目、単回量、バッチ/ロット番号:不明)を接種した。

患者の関連する病歴と併用薬は、報告されなかった。

ワクチン接種歴は以下を含んだ:

COVID−19ワクチン(1 回目;製造販売業者不明)、COVI
D−19免疫のため。

以下の情報が報告された:

フォークト・小柳・原田病(医学的に重要)、転帰「軽快」。

21152

フォークト・小

事象「フォークト・小柳・原田病」は、医師受診を必要とした。

柳・原田病
患者は、以下の検査と処置を受けた:

血管造影:早期相で蛍光色素の漏出を認めた、注記:早期相で両眼網
膜深層に蛍光色素の漏出、後期相で視神経乳頭周囲の過蛍光と網膜下
に蛍光色素の貯留を認めた;CSF検査:単核球優位の細胞増加、注
記:単核球優位の細胞増加;眼底検査:後極部に漿液性網膜剥離;レー
ザースペックルコントラスト画像:両眼の黄斑血流の低下;光干渉断
層撮影:漿液性網膜剥離の内部にフィブリン膜;細隙灯試験:前房内
に軽度の細胞;視力検査:右眼 0.4 に低下、注記:左眼 0.3 に低下;両
眼とも回復した。

治療的処置は、フォークト・小柳・原田病の結果としてとられた。

文献要約によると、彼女は約 2 週後に右眼の歪みを自覚し近医を受診
したところ、ぶどう膜炎が疑われた。

報告病院への紹介受診時、最高矯正視力が右眼 0.4、左眼 0.3 と低下
していた。細隙灯顕微鏡は、前房内に軽度の細胞を認めた。眼底検査

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