資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1265 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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報告医師は、事象を重篤(医学的に重要)と分類し、事象と BNT162b2 との因果関係は
可能性大であると評価した。
事象の転帰は、治療なしで回復であった。
報告者は、事象が医師またはその他の医療専門家の診療所/クリニック受診の結果にな
ったと述べた。
事象の経過は以下の通り:
2022/10/05、ワクチン接種された(BA1)。
翌日より、発熱、尿濃染が出現した。
2022/10/08、受診した。血液検査にて、AST:193、ALT:319、ガンマ GTP:258
を示した。同日より、尿所見は改善した。悪化はなかった。
自然経過による改善を認めているが、肝不全に陥る可能性もあった事例と報告者は考
え、現在の症例を報告した。
BNT162b2、BNT162b2 オミクロン株 BA.1 のバッチ/ロット番号に関する情報は要請され
ており、入手次第提出される。
追加情報(2022/10/31):本報告は、連絡可能な同医師から入手した自発的な追加報
告である。更新された情報は以下を含んだ:被疑薬の詳細(時間、ロット番号、使用
期限、ワクチン接種時の年齢)、病歴、併用薬、事象の詳細(新たな事象「GGTP
増加」、「LDH増加」、「肝不全」;「着色尿」の報告用語;「肝機能障害」の転
帰;治療の詳細、診療所受診)、臨床検査値、臨床経過。
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