資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (267 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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異常な心嚢液貯留はなかった。
心膜炎症所見が疑われた。
鑑別診断:
臨床症状/所見を説明可能なその他の疾患が否定できない。
2022/06/08(ワクチン接種 11 日後)、事象の転帰は、未回復であっ
た。
他要因(他の疾患等の可能性)は無かった。
報告者(医師)は、事象を非重篤と分類し、事象と bnt162b2 との因
果関係は関連ありと評価した。
症状は心膜炎として報告される。
2022/07/07、事象の転帰は回復であった。
報告医師は以下の通りコメントした:
ワクチン接種後 2 日後に心症状のため他院受診し胸部誘導にて ST 上
昇が指摘された。2022/06/01 当院受診時に左側胸部誘導の陰性 T 波
が出現した。2022/07/07 に ECG 所見正常化が確認された。心エコー
では心機能低下は無く、ECG 所見と臨床兆候から急性心膜炎と診断さ
れた。ワクチン接種後に発症しており、ワクチン接種に関連した副反
応が強く示唆される。
2022/10/03 の追加調査で、症状、理学的検査、画像および EKG に基
づく心臓の機能的回復ははいであった。
身体的回復(例えば、通常活動への復帰)ははいであった。
前回の報告以降、(心筋炎/心膜炎以外の)新たな心血管障害の発現
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