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資料１－２－３－１ 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について（コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過） (265 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
| 出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和４年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会（合同開催）（12／16）《厚生労働省》 |
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Ultrasound scan：（2022/06/01）、異常な心嚢液貯留なし、注記：
心膜の炎症所見が疑われる。治療的な処置は、心膜炎の結果、取られ
たかどうかは不明である。
臨床経過：患者は、BNT162B2（注射液）の初回投与、2 回目の投与
を、不明の投与経路で接種した。患者は、COVID ワクチン接種前 4 週
間以内に他のワクチンを接種しなかった。患者は、危険因子やその他
の関連する病歴（例：心不全または駆出率低値歴、自己免疫疾患の基
礎疾患、心臓血管歴、肥満）がなかった。
2022/05/28 15:00（ワクチン接種日）、患者はコミナティ（注射液、
ロット番号：FM7534、使用期限：2022/10/31）の 3 回目投与を不明の
投与経路で接種した。
併用薬は下のとおり：パルプロ酸ナトリウム徐放錠（報告のとお
り）、アセトアミノフェン経口投与（カロナールとして報告）。
5 月 29 日（ワクチン接種 1 日後）に、動悸、息苦しさを発現した。
5 月 30 日（ワクチン接種 2 日後）、明け方就寝中、前胸部の痛みに
て途中覚醒した。改善しないため市内の救急救命センターに運搬され
た。
心電図にて異常指摘。痛みは臥位で増強、座位で改善する痛みであっ
た。
その後心症状は消失し日常生活にて無症状となる。
6 月 1 日（ワクチン接種 4 日後）、かかりつけである当院再診され
た。
当院でＥＣＧにて V3-6 に陰性Ｔ波を認めた。
心エコーでは左室壁の壁運動異常はなく、浮腫性変化も認めず、心嚢
液貯留も認めず、正常心機能であった。
5 月 30 日のＥＣＧを取り寄せたところ V2-5 の ST 上昇を認めた。
比較すると ST 上昇の正常化と、新規の陰性Ｔ波を認めた。
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心膜の炎症所見が疑われる。治療的な処置は、心膜炎の結果、取られ
たかどうかは不明である。
臨床経過：患者は、BNT162B2（注射液）の初回投与、2 回目の投与
を、不明の投与経路で接種した。患者は、COVID ワクチン接種前 4 週
間以内に他のワクチンを接種しなかった。患者は、危険因子やその他
の関連する病歴（例：心不全または駆出率低値歴、自己免疫疾患の基
礎疾患、心臓血管歴、肥満）がなかった。
2022/05/28 15:00（ワクチン接種日）、患者はコミナティ（注射液、
ロット番号：FM7534、使用期限：2022/10/31）の 3 回目投与を不明の
投与経路で接種した。
併用薬は下のとおり：パルプロ酸ナトリウム徐放錠（報告のとお
り）、アセトアミノフェン経口投与（カロナールとして報告）。
5 月 29 日（ワクチン接種 1 日後）に、動悸、息苦しさを発現した。
5 月 30 日（ワクチン接種 2 日後）、明け方就寝中、前胸部の痛みに
て途中覚醒した。改善しないため市内の救急救命センターに運搬され
た。
心電図にて異常指摘。痛みは臥位で増強、座位で改善する痛みであっ
た。
その後心症状は消失し日常生活にて無症状となる。
6 月 1 日（ワクチン接種 4 日後）、かかりつけである当院再診され
た。
当院でＥＣＧにて V3-6 に陰性Ｔ波を認めた。
心エコーでは左室壁の壁運動異常はなく、浮腫性変化も認めず、心嚢
液貯留も認めず、正常心機能であった。
5 月 30 日のＥＣＧを取り寄せたところ V2-5 の ST 上昇を認めた。
比較すると ST 上昇の正常化と、新規の陰性Ｔ波を認めた。
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