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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (912 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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上行大動脈には、大動脈弁輪の 4cm 上に 2.5cm の内膜裂孔があった。

大動脈中膜が解離し、外膜は心膜腔内まで裂孔があった。

心臓は 458g の重さで、白い絨毛状外観であった。

冠状動脈は、軽度のアテローム性動脈硬化症を示した。

破壊された冠状動脈プラーク、冠状動脈瘤と肺塞栓は、検出されなか
った;

Blood immunoglobulin G: やや上昇した;

Chest X-ray: 右側に胸水を示した;

C-reactive protein: 47.9 mg/l;

Electrocardiogram:異常な変化なし;

臨床検査:大腿血の臨床検査は、パルボウイルス-B19、サイトメガロ
ウイルス、コクサッキーウイルス-A4、エコーウイルス 11 型および
14 型、アデノウイルス、およびインフルエンザウイルス A 型(H1N1
と H3N2)と B 型(B-1 と B-2)の抗体に対して陰性だった。

エコーウイルス- 9 に対する中和検査は、力価 32 の陽性であった。

ヘッドスペース・ガスクロマトグラフィーで、静脈血、尿または脳脊
髄液でエタノールが認められなかった;

顕微鏡検査:マクロファージおよびリンパ球で主に構成された炎症細
胞浸潤を伴う線維状に厚い心外膜が認められた。

左側壁の心筋の最外層の微細な壊死も、検出された。

血栓または多核巨細胞はなかった。

CD3、CD4、CD8、CD68 と CD79a の免疫組織化学的検査分析は、病変で
マクロファージ、細胞傷害性 T リンパ球と B リンパ球を確認した。

すべての組織標本がホルマリン溶液で固定されたので、SARS-CoV-2
検出の PCR 検査法は実施されなかった。

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