資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1312 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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120 bpm へ増加した。
治療的な処置が、アナフィラキシー反応、結膜充血の結果としてとられた。
臨床経過:
患者は、27 歳 5 ヵ月の女性であった。
家族歴はなかった。
2022/10/26 12:53(ワクチン接種 17 分後)、有害事象が発現した。
事象の経過は、以下のとおりだった:
上記発生日時に、口腔、喉のかゆみが生じたため、病院内科外来へ搬送した。
13:09、抗ヒスタミン剤(ポララミン 5mg)とステロイド(ソル・ メドロール 125mg)
を投与した。
症状発生時、頻脈も出現した:心拍数は 87bpm から 120bpm へ増加した。咳、嘔吐、腹
痛、眼球結膜の充血等の症状も出現した。
14:02、結膜の症状以外は消退し、帰宅した。
皮膚・ 粘膜症状・ 循環器症状・ 消化器症状がみとめられたため、アナフィラキシーと
診断した。呼吸器症状は認めなかった。
2022/10/26、事象の転帰は回復であった。
報告者は、事象を非重篤と分類した。報告者は、事象は BNT162B2 と関連ありと述べ
た。他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。
報告医師の意見は次のとおり:
症状は、ファイザー社のコロナワクチンにたいするアナフィラキシー反応と考え、次
回は同ワクチンの接種を避けること。
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