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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1210 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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これは、Ocular immunology and inflammation、2022;pgs:1-4、
DOI:10.1080/09273948.2022.2137047、表題「A Case of
Neuroretinitis Following COVID-19 Vaccination」として公表され
た文献を情報源とする報告である。

78 歳の健康な女性は、3 日間の左目の霧視で眼科ユニットに紹介され
た。右目に症状がなかった。

症状を発現した 1 日前に、患者はファイザー- BioNTech BNT162b2
COVID-19 ワクチンの 3 回目の接種を受けた。

日本の標準的なプロトコルに従って、それぞれ 6 か月前と 5 か月前に
投与された BNT162b2 ワクチンの 1 回目と 2 回目の接種を受けた後に
副作用がなかったと主張した。

COVID-19、リウマチまたはその他の全身性疾患の既往歴、または薬物
使用歴はなかった。猫との接触を否定した。ライム病は非常にまれ
で、ほんの少しの散発例だけが日本の限られた地域で報告された。こ
21353

視神経炎

れらの地域に最近の旅行歴がなかった。

検査では、最高の修正視力(BCVA)は、右目と左目が、それぞれ 1.2
と 0.3 であった。初期の白内障を除いて、前区は正常であった。左目
の眼底検査では、ぼやけた縁と黄斑の腫れた外観を伴う円板の腫れを
明らかにした。左目の光干渉断層撮影(OCT)は、網膜下液による黄
斑の円板の腫れと網膜肥厚を明らかにした。高輝度病巣は、ヘンレ繊
維層で観察された。右目の OCT は異常がなかった。フルオレセイン血
管造影術は、左の視神経円板の過蛍光を明らかにした。網膜下液が存
在した領域では、漏出点は見られなかった。ゴールドマン周辺部視野
検査では、左目にマリオット盲点の軽度の拡大を明らかにした。

内科ユニットに紹介され、顕著なリンパ節症は見つけられなかった。

完全血球測定、C−反応性蛋白、血沈検査、アンギオテンシン変換酵
素、リゾチーム、インターフェロンγ遊離測定(T-スポット)、梅毒
スクリーン、トキソプラズマ免疫グロブリンG(IgG)と IgM、およ
びバルトネラ・ヘンセラ IgG と IgM のすべては、陰性または正常範囲
内であった。

COVID-19 の症状や徴候を示さなく、COVID-19 症例との近い接触をし
ていなかったので、COVID-19 の検査は、推奨されなかった。

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