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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (815 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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72 歳の女性患者は covid-19 免疫のため BNT162B2(コミナティ、投与
1 回目、単回量、バッチ/ロット番号:不明)を接種した。

関連する病歴は以下の通り:

「びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫」(継続中かどうか不明)、注
記:胃;「甲状腺機能亢進症」(継続中かどうか不明)。患者は、併
用薬を服用していた。

薬剤歴は以下の通り:

ペニシリン、反応;「アレルギー」、注記:20 代;びまん性大細胞型
B細胞性リンパ腫のための化学療法。

報告された情報は以下の通り:

血栓症(死亡、医学的に重要)、被疑薬投与の 2 日後、転帰「死
亡」、「multiple organ thromboses following the initial dose
of the BNT162b2 mRNA」と記述された。血栓症の結果として治療処置
が行われなかった。患者死亡日は不明であった。

報告された死因:「BNT162b2 mRNA ワクチンの初回投与後の多臓器血
栓症」。

剖検により、「複数の器官、主に心臓において、血小板微小血栓が検
出された」(血栓症);「固有心筋出血」(心筋出血)を認めた。

臨床経過:

X 日、午後 9 時頃、甲状腺機能亢進症、20 代に明らかでないペニシリ
ンアレルギー発現、胃のびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫の病歴が
ある 72 才の女性に、BNT162b2 mRNA ワクチンの初回投与をした。
COVID-19 ワクチンのための彼女のワクチンの予診票は接種日の彼女
の体温が摂氏 35 度であることを示した。そして、他のいかなる注目
される所見も記述されなかった。彼女のリンパ腫は問題のない経過で
化学療法への完全奏効を示した。そして、甲状腺機能亢進症は経口薬
治療で管理できていた。彼女は、深部静脈血栓症、全身性エリテマト
ーデス、不育症、血尿、および血液生成幹細胞または確実な臓器移植
の病歴を持っていなかった。臨床検査は、彼女の肝臓と腎機能(血球

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