よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (509 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

た。急性心筋炎疑いのため当院へ転院搬送された。当院受診時にも同
様の所見であった。心エコーでは輝度上昇や心嚢液は認めないものの
左室駆出率は正常か 2 減であった。同日施行した冠動脈CTで有意狭
窄を認めなかったことから日本の診断基準より急性心筋炎と診断し
た。同日当科入院とし CCU 入室した。

入院後はコルヒチンとアスピリンによる加療を開始した。心筋逸脱酵
素は経時的に減少した。

2022/06/29 の心エコーで左室駆出率も 61%まで改善した。心臓MRI
で asynergy や late gadolinium enhancement は認めなかった。LP
は、3/3 陽性であった。

2022/07/01、経過良好につき退院した。

2022/07/14 および 2022/07/28 の外来フォローでも特にイベントなど
は認めなかった。

2022/06/27、患者はビソプロロールおよびエナラプリル内服の治療を
伴う心不全、または駆出率低値歴があった。

基礎疾患としての自己免疫疾患、心血管疾患歴、肥満、精力的な身体
活動、その他の危険因子または他の関連する病歴はなかった。

再調査は完了した。これ以上の追加情報は期待できない。

追加情報(2022/10/20):本報告は、追跡調査に応じた連絡可能な同
医師から入手した自発的な追加情報報告である。更新された情報は以
下を含んだ:ワクチン接種時の年齢を追加;臨床検査値として
2022/06/27 の CK、2022/06/27 のCK−MB、HsTuT、2022/06/29 の
経胸壁心エコー、2022/06/29 の心エコーが追加された。2022/06/29
の心臓MRI検査の注釈に、LGE なしと追加された。事象急性心筋炎
の転帰が回復に更新され、終了日が追加された。新たな事象駆出率減
少が追加された。併用薬は、なしにチェックが付き、経過が更新され
た。

509